“個性を磨く”という言葉があります。しかし、“個性を磨く”とは一体具体的に何をすることでしょう?演劇集合体マキニウムでは、“個性を磨く”とはどういうことなのか、試行錯誤を繰り返して研究してきました。そして、個性を磨き、登場人物を豊かに演じることができるようになる一つの演技法にたどり着きました。それが“マキニウム式演技法”です。
“個性”は、これまで“才能の領域”とされてきました。「登場人物を演じられるようになる」ことが俳優としての“技術”であり、“個性”は各自が独自で身につけるもの、とされてきたのです。しかし、「俳優オーディション」や「出演依頼」の多くは、俳優の“個性”を評価されます。「俳優オーディション」や「出演依頼」において評価を受けたいと思っても、何をどのようにトレーニングしていけばいいのかわからないのが演技の世界の常識なのです。
多くの観客、演出家、そしてオーディションの審査員などは、ほぼ皆同じものを求めています。それは、まず、「俳優が魅力的であること」そして、「登場人物として見えること」。マキニウムに限らず多くの人々は、皆この2つのテーマが高い次元で達成できている俳優を見たがっているのです。
しかし、実は“俳優の個性”と“登場人物のリアリティ”は、とても仲がよくありません。演技を始める人は誰でも「自分の個性が輝き、登場人物といて舞台に立ちたい」と願うものですが、実はこの二つの大きな軸は共存がとても難しい軸です。高校や大学の演劇部などでも“個性”と“登場人物のリアリティ”を両方求められることがありますが、“俳優の個性”を追及すればするほど、“登場人物のリアリティ”は失われていき、“登場人物のリアリティ”を追及すればするほど、“俳優の個性”は失われていく。
多くの場合、この2つの軸はまさに“二兎を追う者は一兎をも得ず”になってしまうものなのです。
“俳優の個性”と“登場人物のリアリティ”の両立。この「演劇界の大テーマ」とも言える課題に、マキニウムは旗揚げ以来正面から取り組んできました。そして、この「演劇界の大テーマ」“俳優の個性”と“登場人物のリアリティ”を同時に成長させていくトレーニング・演技法にたどり着きました。それが「マキニウム式演技法」です。
言うまでもなく、俳優は“魅力”があったほうが観客に認められやすくなります。この場合の“魅力”というのは、単に“がっこいい”とか“美しい”という魅力だけではなく、“存在感がある”、“迫力がある”、“愛嬌がある”などもそうです。多くの場合、俳優は出演する舞台の演出家に応じて演技を使い分けなければいけませんが、“魅力”と“登場人物のリアリティ”を同時に獲得する演技スキルが身に付けば、演出家に右往左往させられることなく、自分の演技の「土台」ができてきます。
「演技は、誰にでもできる。」マキニウムでは、旗揚げ以来こう考えています。よく「あの人は才能がある」「あの人は存在感がある」と言われますが、「才能」や「存在感」とは何でしょう??「演技は誰にでもできる。」ということは、誰にでも「才能」や「存在感」を感じさせる演技ができるということです。マキニウムではそのために何をどうトレーニングすればよいか、初心者の方から経験者の方まで、それを実践の中で学んでいただけます。
マキニウムでは、出演した公演毎・ステージ毎に、お客様からいただいたアンケートの中で何%の方が「自分に好感を持っていただけたか」、集計しています。自分の頑張りがお客様の“好感度”に結びついたかどうか、数字で明らかになります。
“マキニウム演技メソッド”は、魅力的に、登場人物を豊かに演じることができるようになるための方法論ですので、“マキニウム演技メソッド”で訓練すれば、自分に対するお客様の“好感度”が3倍に上がることもめずらしくありません。
つまり、演劇集合体マキニウムでは、より魅力的に、より登場人物に見えるために何をどのようにトレーニングしていけばわかり、なおかつ、自分が実際にどれくらいお客様に認められているかを数値で確認することができます。マキニウム俳優トレーニングは、誰にでもでき、どこまでも進歩することができ、実際にどこまでできているかをすべて具体的に確認できる場所なのです。
“自分らしさ”は、磨くものです。マキニウムでは、オリジナルトレーニング法“スキ・キライ”や“動きのワーク”によって、俳優の個性を磨いていきます。思ってもみなかった自分の魅力に驚くことさえあります。
「演技は、誰にでもできる。そして、いつまでも成長し続けられる。」旗揚げ以来、マキニウムはこう考えて演技理論を発展させてきました。マキニウムの演技法は、「誰もが、成長し続ける演技法」なのです。
マキニウムでは、一つ一つの項目について、「どう考えて、何を目的にトレーニングしていくべきか」をわかりやすくお伝えします。「セリフの覚え方」から「舞台での動き方」「役作り」まで、丁寧にお伝えしていきます。
・高校や大学で演劇をやってみたが、「上達する方法」がわからなかった。
・演技に「伸び悩み」を感じている。
・「やりがい」「いきがい」になることを始めてみたい。
・演劇を始めてみたいけど、どこで始めたらいいかわからない。
・とにかくおもしろいことをやってみたい。
・自分の「いいところ」を認められてみたい。
・仕事をしているので、稽古にどれだけ出られるかわからない。
・いつか大きな舞台で活躍したいが、まずは基礎力を身につけたい。
・スポットライトを浴びてみたい!!
演技・朗読トレーナー
演出家・脚本家
演劇集合体マキニウム代表
札幌マンガ・アニメ学院講師 インターナショナル・メディア学院札幌校講師
1972年札幌生まれ
個性を高めつつ、リアルに脚本の人物を演じるトレーニングの専門家。
独自に開発した演技理論を元に、発声方法・脚本との向き合い方・役作り・セリフの覚え方・舞台本番への取り組み方・演技へのモチベーションを伝える。
年間のべ100人以上の演技を指導し、俳優の“観客好感度率”を3倍、声優を大手プロダクションオーディション合格へ導くなどの事例を持つ。
中学時代、「つかこうへい事務所」の稽古風景をテレビで見て感銘を受ける。演劇の名門・北海道札幌開成高校演劇部に入部し、劇作家・本山節弥氏の指導を受け、北海道大会で準主役を演じ最優秀賞を受賞。卒業後も演劇を続けるが、当時札幌で人気を博していた劇団と自分がやってきた高校演劇の演技の差に愕然。演出家・鈴木喜三夫氏演出の舞台への出演や、演出家・松本修氏のワークショップなどで演技を学び、自ら「演劇集合体マキニウム」を立ち上げ好評を得る。しかしその厳しい指導により俳優の心は離れていき、一時は劇団員が自分一人だけになる。
「どこまでも成長し続け、誰にでもわかりやすく取り組める」演技方法の必要性を感じ、確立するために試行錯誤を繰り返し、独自の演技方法論“マキニウム演技メソッド”にたどりつく。
自身は、圧倒的な緊張感で評判の「劇団千年王國」に主役で出演(2015年)する一方、出し物集団「がっかりさせ隊」ではコミカルに演じ回り演技の幅を見せる。
これまでに200人以上の俳優や朗読者を指導し、オーディションでの合格、他劇団への主役に導いている。
「本当に成長を目指すなら、この方法を選択するべき」など強い支持を得る。
誰もが魅力的に豊かに演じられるようになる演劇社会の実現を目指して奔走中。
演技の世界は、とかく「個性が大事」「才能が重要」などと言われていますが、しかし「個性を磨く」「才能を見いだす」ためのトレーニング法が確立されていないのが演技の世界の実情です。「演技レッスン」は多くの場合、「登場人物に見える」ためのレッスンであり、個性を磨いたり、才能を見いだしたりするためのレッスンではありません。これに対して多くの場合「俳優になりたい」「演技をやってみたい」多くの人は、自分の個性を発揮したり、才能を見つけてみたいと思っている場合がほとんどではないでしょうか??俳優が個性を発揮し、才能を見いだすために何をどうトレーニングしていけばよいか、そのためには“方法論”が必要なのです。まさしくそれが“マキニウム演技メソッド”です。
“マキニウム演技メソッド”ではこれまで、多くの俳優がトレーニングを積んできました。このトレーニングを受けた俳優は、マキニウムの公演で俳優好感度率(アンケートでお客様に「好感を持った」と書かれた率)が著しく上昇したほか、他劇団の公演に主役に抜擢、声優オーディションに合格など、数々の実績をあげています。
「楽しそうだな」と思ったら
※合宿が行われない公演もあります。
※公演準備期間中は上記に関わらず追加されますが、出演者各々のスケジュールにあわせて稽古スケジュールを作成するため、ご自身のスケジュールの範囲で参加できます。
※公演前はおおむね週3回程度の参加が一般的ですが、週1回の参加でも出演できます。
※稽古日は出演者のスケジュールにあわせ、土曜・日曜の昼に設定されることもあります(その場合も出演者各々のスケジュールにあわせて参加可能です。)
年齢・経験不問
参加費
1回 1,000円
1ヶ月(稽古に何回参加しても) 5,000円(毎月、前月末もしくは月1回目の稽古の時にお支払い)
体験参加 無料(2回まで無料)
※マキニウム一般参加公演は、参加者のスケジュールにあわせた参加ができます。週1回もしくは月2回での参加も可能です。詳しくは、お問い合わせください。
※1ヶ月5,000円支払われた方は、マキニウム朗読(月2回開催)、ワークショップ、マキニウム舞台づくり講習会に無料で参加できます。
公演を目的とせず、演技力を向上していくトレーニングです。
【こんな方へおすすめ!!】
・演技力の向上について悩んでいる方
・自信を持ちたい方
・他の表現活動をしていて、表現の幅を広げたい方
・ストレス発散に
・自分の魅力を知りたい方
毎月 第4土曜日 12:00~16:00
(予告なく変更される場合があります。お問い合わせください。)
参加費 1回 1,500円
演劇集合体マキニウムの稽古場へ通うのが難しい方に対しては、マキニウムの方法論をお伝えする出張ワークショップを行います。
一般ワークショップ
場所 道内各所(ワークショップを行う場所の設定は、受講者のみなさんでお願いします。)
費用 札幌からの交通費+ワークショップ料金
ワークショップ料金(4時間)
4人まで 7,000円
5人以上 1,500円×人数
現在募集している出演者募集・ワークショップ・公演情報等です。
札幌市東区北25条東16丁目1-2ステラ元町ビル3F
(左側の扉です)
地下鉄東豊線元町駅1番出口徒歩1分
(地下鉄東豊線元町駅1番出口から出てまっすぐ進行方向に進みます。すぐ右側にある中華料理店「中国日隆園」さんのビルの3階です)
※メールをいただいた翌日中に返信させていただきます。
090-9438-4195(槙)
※電話に出られない場合は、後ほどこちらから連絡させていただきます。
マキニウム俳優トレーニングは、俳優の成長をサポートするために、以下のようなスタイルで公演を行っています。
マキニウムでは多くの場合、マキニウムで一番実力のあるキャストの公演と同じ脚本で公演を行いますので、自分が演じる役を他の俳優がどのように演じるか、稽古途中で参考にすることができます。
あらかじめ稽古にどれくらい出られるかを確認し、基礎トレーニングの中で個性を見極め、出演希望の方は全員役を演じることができます。
毎日の稽古で、できたことや頑張ったことをマキニウム独自の“俳優日誌”に書き込んでいくことで、稽古へのモチベーションがあがり、意欲的に参加することができます。
公演のセリフは、すべて稽古場で覚える!マキニウムでは、独自のやり方で全員稽古場でセリフを覚えますので、演劇の現場で当然の風景である「○○までに家でセリフを覚えてきて下さい」がありません。
演技力がついてきて、目的意識の高い人は、劇団員として公演に参加する道が開かれています。
マキニウムに参加するすべての人が、自分の魅力や才能を信じ、楽しく演じていただけるのが我々の願いです。ですから、演技についての悩みには「とことん」相談にのります。演技へのモチベーションや共演者との対人関係、そして仕事や学業と演技の両立の問題など、どんな相談にも最後まで向きあいます。
マキニウム俳優トレーニングは、公演毎に出演希望の確認を取りますので、一度公演に参加した後、次回公演に出演するかどうかはその都度決めていただきます。1公演休んで、次の公演に参加することもできます。
稽古参加期間中、行われる一般の方対象のワークショップは、無料で参加できます。
2017年から始まった「A Number of Directions」では、「脚本を書きたい人が脚本を書く」のコンセプトの元、マキニウムに参加する俳優でご自身が書いた脚本を上演するチャンスがあります。
マキニウムでは、舞台装置・音響・照明に関する技術講習会を随時行っていますので、未経験の方も舞台づくりの基本を学ぶことができます。
公演前には、公演へ向けて合宿が行われる場合があります。(写真は蘭越町合宿での朝の散歩の様子です。合宿への参加は、実費を徴収いたします。)
「やりたいことをやってみる」というコンセプトのもと、ダンス・演劇・落語・弾き語り・朗読・演奏・マジック等なんでも発表できる場で、おおむね年2回開催されます。
毎年年度末には、1年間に自分が参加した公演のお客様の「好感度率」を一覧にした「俳優通知箋」が渡されます。1年間に自分が何人のお客様に見ていただき満足いただけたか、一覧にして見ることができます。
マキニウムでは、他にも、随時参加者の発案によるイベントが行われています。(写真は2016年ハロウィンパーティの様子です。)
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